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アメリカ旅行記(その3)

Napa, Sonoma, and 17miles Driveway, California
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Yosemite -> Napa Valley(5th day)

昨日の夜からの雨がまだ降り続いていて、土が露出しているキャビンの外は、ところどころに小さな泥の川が出来ている。その中を歩いて、レストランに朝食を食べに行くことに。

朝食と荷作りをすませたあと、チェックアウトのため Curry Village の管理事務所に向かう。チェックアウトしたいと伝えると、部屋の鍵を箱の中に入れろといわれる。なんのことはない、鍵を返すだけチェックアウトが完了なのである。

降り続く雨の中、車に乗り込んで、カルフォルニアワインの産地として有名な Napa Valley に向けて出発。雨は時おり激しく降るものの、車の中は快適。この雨が、Yosemite滞在中ではなく、移動の日で本当に良かったと思う。


昼食は、途中の町の中で見つけたバーガーキングで済ます。お手軽コース :-)。


途中、一回道を間違えたものの、迂回コースを使って復帰、無事に Napa に到着する。さっそくハイウェイ沿いにあるという観光案内所を探すが、なかなか見つからない。やっと「i」のマークがある看板を見つけ、看板に従って車を走らせる。町中に向かって走っているので探していた所と違うようなのだが、気にしないことにする。右左折が多い上に、看板が小さくて見にくいのでかなり苦労したが、なんとか観光案内所に到着した。

ここで、Napa近郊の地図や、パンフレットを入手。さらに、友人が、Robert Mondaviに電話で連絡し、見学ツアーの時間を確かめ、申し込みをする。このワイナリーは非常に有名で、一度は見に行きたいという熱い希望があったとのなのである。


車を走らせて、Robert Mondavi写真)に向かう。途中、原因不明の渋滞(といってものろのろ運転)があり、予想以上の時間が掛かったものの、ツアー開始直前に到着。すぐに受付を済ませツアーに参加する。

このツアーは年配の白人女性がガイドとなって、畑の中や醸造所などを説明しながらまわるもの。詳しく説明してくれているようのだけど、葡萄の品種など聞き覚えのある単語以外は良く聞きとれず、よく理解できない。はっきしいって、私の語学力が足りないだけなのだが、、、、、

楽しみにしていた最後のティステイング(無料)、でも出されたワインは、そこそこの味ではあったものの、さりとて特別おいしいとも思えなかった。とはいえ、面白そうな微発泡の白ワイン($14、ワイン名失念)があったので、今晩飲むために購入。


ひと休みしたあと、すぐ近くの別のワインの産地 Sonoma に向かう。1時間も掛からずに到着し、まずは、ソノマの町の中心部にある観光案内所を目指す。観光案内所は、町の中心の City Hall の近くにあり、すぐに見つかる。ここでソノマのワイナリーを巡る1日ツアーを探したけれど、リムジンを使う高価ものしかない。結局、自らの車で巡ることにして、おすすめのワイナリーを紹介してもらう。ついでに、予約を入れているモーテルへの道も聞く。NYから来たという担当の女性は非常に親切に教えてくれた。もちろん、ソノマの地図やワイナリーのパンフレットもここで入手。


モーテルに向けて教えてもらった通りに走ると、難なくに到着。早速チェックインする。部屋の中に車の排気ガスが入らないように、前から進入して止めるようにいわれる。外見は普通のモーテルという感じであったが、部屋の中は予想以上に奇麗で広く、日本だとダブルベッドといっていいようなクイーンサイズのベッドが2つ。これで$66/Nightは文句なし。


通りをはさんで向かいにあるスーパーで、適当にローストチキンやサラダ、もちろんビールを購入し、モーテルに持ち帰る。モーテルには建物の奥にあった製氷器の氷を使って、部屋の中でワインを冷やす。

ビールで乾杯して食事を始め、途中からはワイン。掛かった費用に比べて非常に良いディナーで満足。


Sonoma(6th day)

今日はワイナリー巡りである。(ワイナリーの写真


まずは、Chateau St. Jean を目指す。小さな城の建物の中でワインが作られていて、自由に見学できた。といっても上からちょっと見えるだけだけど。

向かいにある建物で試飲。無料試飲の他に、$5払って有料のものを試す。有料の方が年代も少し古く、まろやかで美味しいと感じた。でも、ワインの味を英語で表現出来るだけの語彙もなく、話をするのにも苦労した。


次に、Benziger Family Wineryに向かう。トラクタで農園の見学の待ち時間に試飲をした。ここは無料試飲のワインが5種類、$5払っての有料試飲も5種類。予約の間に試飲。ここのワインもかなりの美味しいと思えた。

トラクターでの見学は、畑そのものを見られたのは良かったが、いかんせん説明についていけないことが多くて、、、、私のレベルではもの足りないと感じた。


またまたバーガーキングで昼食をすませた後、Buena Vista Wineryに向かう。蔦の絡まった建物は非常に奇麗。大きな扉を開けて入っていく雰囲気もいい。ただ、無料試飲のワインの味はいまいち。そこで有料の試飲を頼むが、混んでいて駄目とのこと。有名だからなのか、サービスはいまいちで残念である。


最後に、Sebastiani Vineyardsに向かう。ここの最終の案内になんとか間に合う。大柄で陽気な案内人が、大きな樽の中の匂いをかがしてくれた。何とも言えない、刺激のあるワインの匂いがとても印象的だった。

もちろんここでも無料の試飲があり、ジファンデルの白など、変わったワインが印象的だった。


夕方、時間が余ったので、酔い覚ましも兼ねて、CityHallの回りを散策。歴史的な建物が多いと、パンフレットにはあったが、とりたてて見るものはない。でも、奇麗なCityHallを中心に、散歩するのも気分がいいものです。。

またスーパーで適当に夕食(カラアゲ、サラダなど)を買い、モーテルで夕食を取る。今日は美味しいワインがたくさん飲めて満足な1日、全般的に、著名でないワイナリーほど、人が少なくかつ美味しいワインが飲めたような気がする。


17 miles driveway(7th day)

Highway をひた走りに走って 17 miles driveway に向かう。途中、工事渋滞に捕まり1時間以上ロスしたももの、昼過ぎに無事到着。

海岸線を縫うような奇麗な道だが、看板に沿って走るのはちとややこしい。この道沿いには多くのビューポイントと駐車スペースがあり、所々で散策するのはとても気持ちがいい。しかしこの海岸線の風景自体は、日本にもありそうな風景で、期待していた素晴らしさは感じられなかった。長い時間掛けてきたので、とても残念である。


渋滞によるロスもあって、あまりゆっくり散策する時間もなく、近くのMontrey も Carmel の街もすっ飛ばしてサンフランシスコ空港へ向かうことにする。ルート101をひた走るが、ここは車も多く時々のろのろ運転になってしまう。


空港近くでガソリンを補給したあと、レンタカーを返す。看板通り進み、車を指示通りの場所に止めて、係員に必要な書類を渡すだけで完了、すこぶる簡単なものである。到着時と同じくHertzのバスに乗り、空港に向かう。

飛行機のチェックインをしたあと、時間潰しに空港内を歩く。インターネットにアクセスできる端末を見つけ、クレジットカードを通してこれを利用する。が、なんと私が使った機械は 「y」のキーが入らない! 状態なので、WEB上のメイルサービスにアクセスできず、非常に残念な思いをした。今後同じような端末を使う時は、あらかじめキーが生きてるか確かめる習慣が身についた。

飛行機に乗る前に、夕食として空港内のイタリアンレストランでパスタを食べる。味には期待していなかったのだが、意外と美味しい。


そうこうしている間に時間が来て、飛行機に搭乗。New Yorkに向かう夜行便はほぼ満席状態。機内ではなんとか眠るように努力するが、なかなかうまくかず...

つづく
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