アメリカ国内は飛行機で移動しないと時間がかかるので、米国系の航空会社に絞られる。United Airline（ＵＡ）のマイレージがある程度集まっていることと、９８年９月末まで、太平洋路線を往復すると、飛行距離の２倍のマイルが付くキャンペーンを行なっていることで、ＵＡに決定。

移動で使う便は、アメリカのＵＡのサイトの中のFright searchで検索した。日時と出発地と目的地を入力すると、飛行ルートを探すことができるのでとても便利である。

キャリアとルートが決まると、雑誌「自由旅行」などを参考に複数の会社に値段を問い合わせる。営業時間中は、仕事のため時間が自由にならないので、ウェブページから問い合わせできるところはウェブページから、ＦＡＸ番号があればＦＡＸで問い合わせる。

メイルかウェブページ上のフォーマットで問い合わせしても返事のない会社もいくつかあったものの、結構返事があつまってきた。最も安い値段を提示してきたが、ある旅行会社は、なんと私が送ったＦＡＸの、TO:に二重線を引いて From: を書き換えるなど、そのまま利用して送り返してきた。この対応では不安が残るので、次に安い値段を提示したＨＩＳに決定した。

ＨＩＳから、出発１週間前に届いた予約確認書によると、私は、関西国際空港から、ロサンジェルス行きUA818便に乗ってサンフランシスコに飛ぶらしい。早速、依頼したＨＩＳに電話して、修正した確認書を送ってもらう。２日ほどで新たな確認書は届いが、ついてきた説明書によれば、必ずリコンファームしろとのこと。ＵＡはリコンファームの必要がないのに。担当者によるかも知れないが、ちと信頼できんという印象が残った。後は関西国際空港のＨＩＳのカウンターでチケットを受けとるだけである。

行く場所が大体決まったら、どういう交通手段で動くかも考える。大陸横断などの長距離は飛行機で決まり。今回は、いろんな交通手段を使いたいということで、San Frensisco近辺では、日本で予約したレンタカー（ Hertz,0120-489882）を使い、 New York City -> Niagara は、 Amtrakの maple leaf を予約。 Niagara -> New York City は、 Greyhoundを使う予定。

飛行機、列車、バスに車と、あらゆる手段を使ってみる予定。結構ぜいたくな旅かもしれない。

アメリカでレンタカーを運転するには、国際免許が必要。奈良の運転免許センターに向かい、古い国際免許を返納し新しい国際免許を発行してもらう。この国際免許証の有効期限は１年しかなく、毎年のように手数料２７００円を払うのはとても馬鹿らしいと思いつつも、規則になっているので仕方なく払う。申請後約１時間弱で新しい免許を手にいれる。

ユースホステルは、会員になっていれば安い値段で宿泊ができる。だから、会員資格の更新のために、大阪・難波のユースホステルセンターに行く。以前の会員証の有効期限は、とうの昔に切れていたので、２５００円を払って新会員となる。同時に北アメリカのユースのハンドブックを８００円で入手。あとでわかったのだが、この本は、アメリカのユースでは無料で配っているらしい。

前回の旅行の残りや親から両替して持っているドルの現金約＄２７０。あとは、Citi Bankのドル決裁専用のクレジットカードの決裁用に、あらかじめ $3000程ドルに両替した。これで、円安になっても恐くない :-)。

現地で現金が足りなくなれば、Citi Bankのキャッシュカードか、クレジットカードのキャッシングで引き出せば、問題はないでしょう。

混雑しそうな Yosemite National Park だけは、このページから、オンラインで予約。なお、ここはクレジットカードの番号等はＦＡＸで送った方が無難です。 あとは、車ならモーテルの類、ニューヨークなどでは、Hostels.comを参考に、現地で探す予定。