オーストラリア単独旅行記(その4)

シドニーから帰宅編
97/08/17 - 08/18


−13日目−
Sedney

空も明るくなってくると、バスがSedney市街地をh知っている。中心部に近付くにつれ、だんだん交通量が増えてくる。日本の大都市ほどではないとはいえ、車が多くしっかり渋滞もしている。朝7時頃に、中心部のPitt St.に到着。どのあたりに止まるのかと思っていると、なんのことはない、Central Stationのすぐ横でした。

駅の待合室よりは安全だろうと、歩いてシドニーセントラルYHに向かい、その中のコインロッカーに荷物を預ける。街を散策するにはちょっと早いので、YHのラウンジでしばらくうとうとする。

しばしの休息後、パワーハウスミュージアムに向かう。時間があるので散歩がてら歩いて行ったのだけど、9時半過ぎに到着。開館時間は10時。近くの緑があるベンチでしばらく待ってから入る。ここはとても大きな博物館で、展示されている内容は汽車や飛行機の模型、オーストラリア固有の動物、開拓時代の生活の様子や酒を飲むパブの歴史、チャイナドレス、科学実験の体験コーナーなどなど。良くいえばもりだくさん、悪くいえば無節操と思える。中で、社会見学らしき小学1年生ぐらいの集団と遭遇してしまう。でも、別の場所に移動すればうるさいのから逃げられるほど大きいので、あまり気にはならない。まぁどこの国でも、子供がうるさいのは一緒のようで。

ここで、将来の通信システムの展示の中で、現在の方法として衛星放送が見れる場所があり。そこでNHKの衛星放送が見ることができた。その放送では、日本の台風のニュースが流れているではないか。暴風雨のため沖縄発の飛行機がすべて欠航となっているらしい。となると、帰りのフライトも心配になってくる。でも、天気予報を見る限りは、次の日は大丈夫のようでひと安心。


昼からは、お土産を探しに Kings Crossに向かう。いくつかのお土産屋に入るが、コアラやカンガルーなどの人形、マカデミアンナッツやチョコレートなど、かわりばえのしないのばかりしかない。ディスカウントの店には、Tシャツ1枚6ドルなんてのもあったが、刺繍やプリントが雑なのでパス。結局、他の店で気に入ったTシャツを2枚購入。

さらに、スーパーの店内を探し、オーストラリア産の紅茶の他、インスタント食品をいくつかと、ニュージーランド製のチョコレートを購入。スーパーは、お土産屋より安く買えるのでお勧め。最後にYHの近くまで戻り、ボトルショップでオーストラリアワイン3本を買う。味は飲んでのお楽しみ。


YHに戻り、コインロッカーからリュックを出して荷作り。これがお土産がかさばり、なかなか収まらない。税関ででも開けさせられたら二度と入らないかも知れないと思いつつ無理矢理詰め込む。そうしてYHを出て、空港へ行くスカイバスの乗り場へ向かう。

Central Stationにあるスカイバスの乗り場には、電光掲示がありそこには、「バスが10分以内に来る」と表示されていた。表示が「5分以内」に変わってしばらく待っていても、がなかなか来ない。遅れているのかなと思っていると、表示がいつのまりか「10分以内」にもどっている。これでは全然当てにならない。時間はまだ余裕があるので、待ち続けているとほどなくバスが到着。乗車して、シドニー空港に向かう。

空港到着後すぐにチェックインしようとすると、まだ用意ができていないと待たされる、受け付け開始後すぐにチェックインし、飛行機の進行方向右側で日の出が見れる席を頼む。待ち時間の間に飛行機の到着を知らせるため、クレジットカードで国際電話をかけようとするが、何回かカードを通してもうまくいかない。ふと考えて、矢印の方向と逆の方向にカードを通すとOK。カードの磁気が壊れたわけではなくて良かった。

出国手続きを終えて先に進むと、制服の係員から何やら声をか parden と2回聞き直すと、日本語で「申告するものはないか」と行ってくれた。最後になっても全然聞きとれなかったのはちと悲しい。

そうこうしたあと、飛行機はシドニー空港からソウルに向けて飛び立つ。水平飛行に移るとすぐに夕食のサービスが始まる。前のポケットにあったメニューを見ると、ビビンバかチキンらしいのでチキンを頼む。が、チキンはなく、フィッシュとビビンバだというのでフィッシュにする。ついでにビールも頼むがなかなか持ってきてくれない。もう一度他のスチュワーデスに頼んでやっとビールが飲めた。


−14日目−
Seoul - Osaka

朝起きて窓の外を見ると、見事な雲海である。東の空が徐々に明るくなっていくのがとても奇麗。空もすっかり青くなってそろそろい日が出るかなという時になると、旋回のためか飛行機が左に傾いていく。結局、私の席からでは羽根が邪魔になって日の出を見ることができなかった。

ソウルの金甫空港での待ち時間は3時間弱ある。免税店をまわりマカデミアンナッツと人参茶を買う。クレジットカードで払うと、USドルでなくWONで請求された。免税店がならんでいるところから1階上に上がったところに、大韓航空の待合コーナーがある。そこには、TVやソファが置いてあり、自由に座ることができる。回りの人を見習い、てソファーを2つ並べて足を伸ばすと、疲れが残っているためか結構気持ちがいい。


ソウルから乗った飛行機は、11時半ごろに関西新空港に到着。入管も税関も意外に人が少なく、全く待つことがなくすんなりと通過。飛行機を降りてからロビーに出るまでは15分くらいしかかからなかった。

家に帰りついてシャワーを浴びていると、なんだか妙にほっとするのです。なんでだろうと考えると、ふと湯舟があることに気がつく。そういえばバスダブがあるところには泊まっていない。日本に帰ってきて湯舟に浸かると落ち着くという話を良く聞くが、バスダブがあるだけで落ち着く私はいったい....


2週間も休みがあっととも思えないくらい短い旅でした。
とにかくとても楽しかった。すぐにでもまた旅行したい。恋人とも行きたいと思う半面、一人旅の良さも捨て難い。はてさて。


長文の旅行記を最後まで読んでくれて、本当にありがとうございました。


Written by Yasushi@tierra.ne.jp.